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2024年 10月 9日 ~後悔先に立たず、ただ傍らに~
こんにちは
担任助手の萩原です。
担任助手の在校時間ランキング1位とありましたね。
一説によると、田無校には寝泊まりできる秘密の部屋があるとか、ないとか。
別に、しごできなのでめちゃくちゃ長く働いているとかそう言うことではなく、
失敗したり、大学の課題に時間を割けなかったりします。まだまだですね。
さて、
「あの時ああしていれば良かったな」と、思うことがあります。
この感情、名前を「後悔」といいます。
後悔のない人生を望む気持ちはわかりますが、
常に理想的な判断、行動をし続けることは不可能です。
後悔が生まれないことを諦めましょう。
少しズレた向上心であるといえるでしょう。少なくとも、改善の意思がありますからね。
それではなぜ、変えられない過去より今を変えようと動けないのでしょう?
今動くことの方が難しいからですよね。過去だって、当時からしたら動けなかったはずなのに、さも変えやすいかのように私達は後ろを見つめます。
有効に活用できれば、後悔も未来を変えうる力になります。
なればこそ、今、後悔しないように動くべきです。少なくとも今日布団に入る時に、今日はやりきったと思えればいいと考えています。
1日の量は決まっていますから、感じ取れるまで変化するには積み重ねが必要です。
その点において、一つのことをやり切るというのはその成功、失敗に関わらず、大事だったりします。
この時期、色々不安になって、様々な参考書に手を出してしまう受験生が多くいます。
難しい演習からの安易な逃げ道でもありますし、無駄になりがちな記憶も起こります。
使い慣れた、何度も戻ってきている参考書なら、
大体どれがどこにあるか覚えていたりします。無意識に。
同じような内容、難易度である際は、必要性を最大限吟味してから取り組みましょう。
私は、一つの参考書、テキストをやり切ることをおすすめしています。相談なら担任助手へ(定型文)。
同様に、受験という一連の経験も、やり切るかどうかで今後の捉え方は変わってきます。
さて、ここからが後編のつもりです。
先日、校門前配布に行ってきました。受け取ってくださった方に感謝を申し上げます。
配布に行ってきたのは、私が高校受験の時、推薦で落ちた高校です。
屈辱的ですね・・・
今でも、もう少し勉強しておけばと思うことがあります。「落ちた」という事実がある以上、
「受かった」は可能性の範囲から出てくることはできません。
第二志望の高校で、ぼんやり過ごしていた自分に、
東進との出会いは一つの転機になってくれました。
「あの高校」出身者や、そこの在校生が、田無校には多くいました。
同じチームになったり、受講室で肩を並べて勉強したりしました。
ここに来れば高校は関係ない、彼らに負けてはいられない。
間違いなく大きなモチベーションの一つでした。
それもあって、大学受験は、最後まで「やり切る」ことができました。
改善の余地はありますが、後悔はしていません。
そして今では、あの高校の人たちは、私の頼れる同期になりました。
見方を変えれば、過去に囚われているとも言えます。ただ過去に囚われていることは問題ではありません。
ずっと後ろを見て、目の前が疎かになってしまうことの方が問題です。
皆さんも、今までの「糧」となる経験を大事に頑張ってください。
それがどんな経験でも大丈夫です。モチベーション、志を持って「やり切って」ください。
そして、どんな経験でもその上に私達は立っています。
その経験が自分にとって後悔のないものに、
よりよい経験になるよう願っています。
次回の更新は
同じチームでお世話になった藤波担任助手です。