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2024年 10月 27日 私の信じる学ぶことの価値
担任助手の桑原です。
私的今秋のテーマは「芸術」と「勉学」。
実は学生というのは文化面で大変優遇されています。
博物館・美術館が無料で入れたり、オーケストラのコンサートやオペラも格安で鑑賞できるんです。
この秋はその学生身分を活用して、「実物」に触れることを大事にしていきたいと思います。
そう、実物に触れること。
今の時代は写真や録音技術の進歩のおかげで絵画や音楽だって検索すれば見たり聞いたりすることができます。
その中で、実物でしか得られないものはなんだろう。実物の価値とは。
モナリザだって、ルーブル美術館に見に行ったとしてもガラス越しだし遠くて正直よく分からないと思います。
けれど、それを直接見ることは何かしらの価値ある体験として記憶されるのではないでしょうか。
私はそんな価値を信じてとりあえず多くの経験を積もうと広く「実物」に触れたいと考えています。
同様に、「学ぶこと」の価値ってなんだろうと考えもします。
よく人文系の学問は社会の(あるいは人生の)役に立たないと言われます。
歴史なんて勉強したって将来何に使うんだ、と。
私もまだ学生ですから、今学んでいることが何の役に立つのかなど分かりません。
ただ、「学ぶこと」への意欲は沸き続けています。
なぜなら、楽しいから。そして、それがどんな形であれ価値のあるものだと信じているから。
高校2年生の生徒のみなさんは、いよいよ本格的に受験生としての生活が始まろうとしているはずです。
今日行われるプレ千題テストは、まさに受験に向けた大きなステップです。
正直まだ受験のことを考えたくないという方も多いですよね。多くはそうだと思います。
ただ、間違いなく私が信じているのは「学びは我々を自由にする」ということ。
これからのみなさんの学びは、間違いなく価値あるものになる。
受験生になることを怖がらず、まずは今日間違えた問題を見直してみよう。
12月の千題ではもっと高い点を取ってみよう。そうすればまずは学ぶことの喜びを感じられるでしょう。
学問の秋。米山さんはどう過ごすのでしょうか。