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2024年 8月 4日 基礎
担任助手の桑原です。
昨日は家族旅行で横浜に行っておりました。
横浜は開港地としての歴史を感じられてとても楽しいところですね。
ランドマークタワーの下にある巨大な溝は旧横浜船渠株式会社の第二号ドッグで、明治22年以来の歴史ある構造物に興奮しました。
隣の一号ドッグでは練習帆船日本丸が係留されており、その美しい姿に魅了されました。
ちなみにこの日本丸の姉妹船の海王丸は神戸港に係留してあります。
その後、ある商業施設に入ったのですがフロアがハワイアンなお店ばかりなことに気が付きました。
気になって調べてみると、横浜がハワイへの移民の出発地点だったことが由来らしいですね。
施設を回っている中で古写真など展示しているところもありました。
歴史を学ぶという事はこういう視野が広がるからいいですね。
さて、本格的に8月に入りますが皆さん過去問はいかがでしょうか?
東進では夏は本格的に過去問に取り組みます。
勿論、ただやればいいというわけではありません。
基礎と実践は、相互に補完されるものです。
私、実は今年の春学期弓道に挑戦していました。大学の講義で取ることができたんです。
私は全くの初心者だったのですが、先生が常に言っていたのが
とにかく基礎の型を崩さないようにすること。
何度も何度も素手やゴム弓などで確認し、矢を射るようになったのは数回授業を経てからでした。
最終的に競技と同じ距離からも矢を射るようになったのですが、その時の待っている間もゴム弓で確認していました。
受験生にとって本番は当日の問題。そのために過去問で練習しますよね?
本番と同じ距離から矢を射る練習と同じようなものです。
そのために夏前に基礎を固めてきました。夏休み存分に矢を射ることができるように。
その一方で、常に基礎を維持しなければなりません。
的を射ようとすると、無意識に形が崩れていくんです。
だから常に正しい弓の引き方を確認しなければいけない。
過去問をやっていく中で躓いたとき、基礎に立ち返って復習することが大事です。
一方で、「基礎が完璧になるまでは過去問できない」というわけではありません。
一度も本番の距離から練習せずに本番当たるわけがありません。
バランスが重要なのです。怖がらず、まずは過去問を知ること。
明日は米山さんです。