ブログ
2023年 11月 13日 ~文理選択についてのいろいろ~
こんにちは!
最近10日に一度はブログが回ってきてる気がします、
担任助手の伊藤です。
さて、この時期は
文理選択の時期なんですかね?
もう終わったんですかね?
(高校一年生の年間スケジュールをもう忘れました、、、)
文理選択というのは、
ジェンダー的視点から見るとけっこう重要なポイントなんです。
いわゆる女子は文系、男子は理系という傾向がみられ、
それが研究者に占める女性の割合の低さや、
男女の経済力、収入の差に影響するという話です。
そしてそれが生物学的な要因と結び付けられてとらえられがちだという
実態があります。
X(ツイッター)で見ますね?
「女子は数学が苦手だ」とか
「男子の方が空間認識能力に長けていて、」とか。
「女子は感情で、男子は論理的思考力」とか。
このように、
生まれつき男子は理系が得意で女子は不得意、のような
科学的根拠の乏しいうわさが流れていて、
それが高校生の文理選択に及ぼす影響も多いとは言えないにしろ
少ないとも言えないのではないでしょうか。
そしてもっと厄介かつ深刻なのは、
医学部における不正入試、
すなわち大学側が女子の得点を不正に操作していたという
2018年に報道されたあのショッキングなニュースです。
この年に文理選択を行う女子で、
「そうか、女子が理系の道に進むと困難なことがたくさんあるのか」と思い、
このニュースにより理系ではなく文系を選択した人は
全国に何人くらいいるのでしょうか?
今高校一年生、もしくはもっと若い人で、
文理選択をこれから迎えるよ!っていう人、
または高校二年生だけどやっぱり変えたいなっていう人も、
こうしたジェンダー構造に負けないように、
純粋に自分のやりたいこと、興味のあることに基づいた選択を
できるといいですね!
そして今文理選択を後悔している人!
いるかもしれませんね。
ですが心配ご無用!!
就職において、文系理系ってあんまり関係ないんだなって、
最近すごく思います。
もちろん理系じゃないと就けない職種(研究職など)もあるので注意は必要ですが、
文系だからエンジニアになれないのかな?とか
理系選んじゃったから営業とか事務とかにはなれないのかな?
と思っている人は、
全くそんなことはないので安心してください!!
明日の投稿は、
農工祭でばったり会った
松本担任助手です!
お楽しみに~!