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2024年 10月 24日 ~音楽聴きながら勉強なんてできません~
10月も終わりに差し掛かり…
大学生は「ハロウィンだ!!」とうつつを抜かしておりますが
受験生の皆さん、最近息抜きできているでしょうか。
担任助手の辰野です。
ちらほらと
「夏休みはめちゃできたんですけどー最近めっちゃスマホ見ちゃってー」
とか
「なんか直前期なのに急にやる気無くなっちゃってー」
とか
「いやマジ単ジャ終わんないっす」
という声を聞きます。
元受験生の私から一言
「…わかる」
共感してどうするんだ!という怒号がもう聞こえるので縮こまっておきますが
夏休みを爆走してこれでもか知識を詰め込み
「よし!単ジャだ!」と結構楽しみでさえあったのに
いざ秋になってみると、学校があるせいか時の流れが嘘みたいに早いし
単ジャもやってみたら楽しいどころか苦行でしかなくて萎え
音楽を聴きながら勉強したり
帰ってからちょっと漫画をチラ見しちゃったり
気持ちはとってもわかります。
ですが、残り90日弱の今こそ最後の伸びるチャンスなのです。
ここでの努力はギリギリ本番にちゃんと定着した知識として発揮できます
今後のリアル直前期の努力は定着ではなく、短期記憶的な面があるので
今の時期をぜひ無駄にせず歯を食いしばってほしいです。
一方で、明らかに目に光がなく辛そうな顔をしている受験生も増えてきた気がします
なんとか明るい気持ちにさせてあげたいのですが
「頑張ってるね」とか「えらいね」とか「大丈夫だよ」とか
そんなちんけなことしか言えない無力さを痛感しています。
受験の魔物的不安を完全に解消することは難しいことですが
私が受験期にやっていて良かったと思うことは言語化です。
「辛い」と一概に言っても具体的に何に辛さを感じているんでしょうか
成績が上がらないこと?
毎日ずっと勉強しなきゃいけないこと?
孤独感があること?
どれもこれも解決することは残念ながらほぼ不可能です
でも何が辛いのかがわかるとふわふわしてて輪郭が掴めなかった不安や辛さが
ピンポイントで輪郭を帯びたものになります
そうすると俯瞰することができて
自分の辛さだけども、どこか第三者目線で見ることができるようになります
「あ、今私はこれが辛いんだ」とわかっているだけでなんとなく落ち着けます
最悪、原因がわからなくてもいいです
とにかく今持っている感情に名前をつけて吐露してみてください。
「何が辛いのかわからない。」でもよし
「早く受験が終わってほしいけど終わってほしくない。」もよし
「こんなに頑張ってるのになんで?」もよいでしょう。
それは家族でも友人でも担任助手でも
人に話したくなければスマホのメモさんにでも、紙に思いのままシャーペンを走らせてもいいです
私はシャーペンを走らせる派だったので、半ば黒歴史的な…
でも確実に当時自分の支えであったルーズリーフたちが残っています
(絶対見返せないけど捨てることもできず…)
言語化の仕方もいろいろあります
文じゃなくても単語の羅列でもマインドマップ的なものでも
とにかく吐露する、自分の状態を視覚的に捉えられる形にしてみてください。
この方法は皆さん自身にしかできない癒し方なので手助けできず歯痒いですが
少しでも前を向くきっかけになってくれたら嬉しいです。
いろんな状態の受験生がいると思いますが、兎にも角にも後悔しないように。
「今日はよくやった」と言ってお布団に入りましょう。
明日の投稿は若月担任助手です!
受験期よくやっていたリフレッシュ方法教えてください。