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2018年 7月 7日 ~記憶のしくみ~
こんにちは!
担任助手の荒井さくらです~
今回は苦手な人が多いであろう暗記科目を克服すべく、
記憶について書きたいと思います。
というのも、私は大学で教育心理という授業をとっているのですが
昨日の内容がちょうど記憶に関するもので
ぜひみなさんに知ってもらいたいな、と思ったからです^^
まず、記憶には
1、感覚記憶
2、短期記憶
3、長期記憶
という三つの種類があります。
感覚記憶:電車の中や授業中などあらゆる場面のあらゆる情報を知覚すること、一瞬だけ記憶できる
短期記憶:感覚記憶の中で注意を向けた一部のもの、数十秒だけ記憶できる
長期記憶:短期記憶の中の一部、長期にわたって記憶できる
このように、感覚記憶→短期記憶→長期記憶と
記憶している時間が長くなるにつれて 記憶できる数自体が減っていきます。
なにか覚えておきたいものがあるとき、
私たちは感覚記憶を短期記憶に、短期記憶を長期記憶にする必要があるんですね。
また、人が何かを記憶する過程は
①符号化(外部情報が記憶に取り込める形に変換される)
②貯蔵(記憶に保持する)
③検索(有効な情報を探し出す)
というように三つの段階を踏んでいるそうです。
なんだか難しくなってきましたね(笑)
②がいわゆるインプット学習、③がいわゆるアウトプット学習です。
そこでみなさんにとって見落としがちなのが①なのではないでしょうか。
外部情報が記憶に取り込める形に変換される??
つまり、情報を自分にすんなり入ってくる形で暗記をするということです。
ちなみに一度に記憶できる容量も決まっているらしく、地域・民族に関わらず
7つ前後の意味まとまりが平均的だそうです。
これはだらだら長い文章で覚えるよりも要点をかいつまんで短いまとまりを何度も何度も繰り返した方が効率的だということを表しています。
もちろん人それぞれだとは思いますが、
このようなことが心理学的に表されていることも事実です。
ぜひ参考にしてみてください♪
この夏までに自分にあった暗記法が見つかりますように!
なにか質問があれば受付の担任助手に声をかけてみてください。
明日の更新は根津担任助手です!
お楽しみに☆