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2022年 6月 29日 学科にこだわった良さ
どうも、大学1年生の三澤矢麻都(みさわやまと)です。
実は、田無校には大学3年生の渡辺大翔(わたなべやまと)担任助手と合わせて2人の「ヤマト」がいるのです。
ということで、私のことを区別したい場合は「シン・ヤマト」とでも呼んでください。
話が変わりまして、大学の学科の話です。私は受験生時代に、大学の学問領域、すなわち学科はこだわって受験校を選びました。
「特定の大学に行きたいからその大学を複数学部受験」「行きたい学科が難しいから他の学科を受ける」という選択をする人もいるし、それぞれに良さはあると思います。
そこで今回はまだ受験校を決めかねている人に向けて、私が学科に研究したい学問領域の学科に進んで良かったことを伝えます。
私は、生命系の研究がしたかったので受験学科にはすべて「生命」という単語が入っていて、現在東京農工大学工学部生命工学科に通っています。
そんな私が、学問領域にこだわって受験して良かったことは、やはり「授業」でした。
今回は同じ東京農工大学工学部知能情報システム工学科に通っている松本担任助手と授業内容を比較しようと思います。
まず私が通う生命工学科の必修科目です。
・EEPC(英語)
・IE(英語)
・微分積分学Ⅰおよび演習
・線形代数学
・工学基礎実験
・物理学基礎
・化学基礎
・生物学基礎
・基礎生物化学
・微生物学
・生命工学入門・医工学入門
松本担任助手の通う知能情報システム工学科の必修科目です。
・EEPC(英語)
・IE(英語)
・微分積分学Ⅰおよび演習
・線形代数学
・工学基礎実験
・プログラミング演習
・微分方程式
・コンピューター基礎
・知能情報システム工学概論
比べてみてどうでしょうか?生命工が物理化学生物など、高校の教科でいう理科の科目が充実しているのに対し、知能情報は理科っぽい科目がありませんね。
また知能情報が数学、情報の科目をたくさん受けているのに対し、生命工の数学は少なく、情報にあたる科目はありません。
そして注目していただきたいのがどちらの必修にもある「工学基礎実験」です。
一見同じ科目に見えて、学科によって行う内容が違います。
例えば生命工が序盤に行った実験が「DNA鑑定」なのに対し、知能情報が真っ先に行ったのは「表計算ソフトを用いた統計」でした。
私は大学で生物ができないと満足できないし、松本くんもプログラミングとかがやりたいと言っていました。
このように通う学科によって授業はかなり違うので、受験校を決めかねている人は参考にしてみてください。
次回は旧ヤマト、渡辺大翔担任助手です。