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2022年 10月 22日 ~多様性?~
こんにちは!
担任助手の伊藤です
秋学期になり、キャンパス内で見かける外国人の数が増えた気がします。
これまでの一年半と比べても急に増えたような気がするんですよね。
たぶんコロナが落ち着いてきたから去年より増えた&秋入学ってことで
爆発的に増えたように感じるんだと思います。
体感的にはすれ違う人の3人に1人は外国人です。
キャンパスの奥の方(外国語学部の授業が多い)ではもっと多くて
2人に1人くらいな気がします笑
道を歩いていて英語とか英語じゃない言語とかいろいろ聞こえてくるのは楽しいです!
最近世の中の価値観は急速に変わりつつありますね。
LGBTとか、人種とか、様々な人に配慮して、
違いを認め合っていこう、これまでの古臭い考え方を取り払おうという風潮が強くなってきたように思います。
特に女性をめぐる価値観が大きく変わっている気がします。
花王が人種の多様性に配慮して「美白」表現を撤廃したとか、
ファミマが「はだいろ」という表記の商品を回収したとか、
ディズニーランドの園内アナウンスが
「Ladies and Gentlemen, Boys and Girls」
から変更されたとか。
素晴らしいことだと思います!
なのに、
Twitterを見ていると、
こうした風潮に対して「気持ち悪い」などの否定的な意見がけっこう多くてショックを受けました……
これとは別に、「30代独身女性はおわってる」「かわいそう」
というようなツイートに対して「でも実際結婚できない人はかわいそうだよね」
という反応を示す人が意外と多くてこれもまた私には衝撃的でした。
多様性多様性と言われていますが、
私が思っていたよりも、価値観は変わっていないのかな、
と最近思っています。
私は昔から既存の価値観に疑問を持つタイプだったので、
(配慮しているとかではなくただ疑問に思っていた)
「色白になりたい~!」
という同級生と話していても
そもそもなんで色白は美しいと思われているんだろう?
と心の中で思っていました。
疑問じゃないですか?
私は白い方が美しいとは思いません。
色黒でも顔が可愛い方がよくない?
と思ってしまいます。
別に白い方が悪いとか良いとかではなく、
ただ単にその価値判断はだれが決めたんだろう?
と疑問に思っていました。
おそらく、黒人の方がマジョリティの国では
「白い方が美しい」なんていう価値観はないのではないでしょうか?
別に白い方が美しいと思うのがよくないとは全く思いません。
それもそれで1つの価値観であって、しかもマジョリティなので。
ただ、そのような言葉を企業がCMなどで用いることは、
その1つの価値観を押し付けているように思えてしまうことがあるので、
そういった表現の変更は良いことだと私は思います。
結婚するしないに関しても、
いろんな価値観、生き方を認め合えるような世の中になればいいのになー
と思います
ちなみに上智大学は、今年度から
教育精神?である
「Men and Women for Others, with Others」を
「For Others, With Others」に改めました!
また、ジェンダーやルッキズムの関係から従来のミスコンを廃止し、
新たに「ソフィアンズコンテスト」を開催し、
容姿だけで判断されないようにしたそうです!
まあそれで知名度が下がったような気もするので、
やっぱり世間の反応はそうなんですよね、、
明日の更新は藤原さん!
藤原さんのブログはいつも面白いので楽しみですね!