ブログ
2024年 5月 15日 ~日本史における文化史を覚えよう~
みなさんこんにちは田無校の渡辺大翔です!
五月病というものに今年は無縁です。
みなさんは五月病にはなっていませんか?
今年から大学院修士1年として大学生活を過ごしていますが、
同期や先輩方のレベルにとても刺激を受け毎日自分も研究を頑張らなければ
と感じている次第です。
ただ最近すごく感じたことがありまして、凄いなと感じるような人は
相当の努力を積み重ねているということです。
先程お話ししたように自分に刺激を与えてくれる方たちの努力量を見ると
自分はまだまだ不十分だと感じます…
話しは変わりますが、最近生徒さんには
「文化史が覚えられない」とご相談を受けました。
よく文化史は通史と違うから覚えられない
と話を聞きますが、よく考えてみましょう。
世の中の流れを無視して「文化」が形成されることは
まずありえません。
用語単体で覚えるのは難しいでしょう。
ですので
その文化が形成された時代の流れ、様子というのを意識しながら
勉強していきましょう!!
たとえば元禄文化においては
農村における商品生産の向上
それを基盤とした都市町人の経済的発展を背景に
展開していきます。
この文化の主体は資本を蓄積するようになり
経済的な実験を握るようになった町人
になります。
そのように考えると
経済発展を支えた人々の町人の娯楽として
近松門左衛門(人形浄瑠璃)などの
演劇が発展した理由が分かりますね。
また近松門左衛門の国姓爺合戦について考えてみると
当時大陸では明清交代がありました。
そのように考えるとなぜ近松門左衛門はこの時期に
作ったかわかりますよね?
必ず文化形成には理由があります。
一つ一つ丁寧に考え覚えていきましょう!
次回のブログ更新は
大村さん
です!