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2024年 10月 18日 ~やる気は先立たない~

こんにちは

担任助手の

です。あれ?小平さんでは?と思われた方、

申し訳ありません。名前の下に小平要素があるので大目に見てください。

(中二日での登板はきつかったみたいです)

 

今日は、気になるネットの記事を見つけたので皆さんと共有したいと思います。

私がそれをみたのは、x(Twitter)のとある投稿でした。記事全体を読んでみると、

目に入った部分はメインの内容ではなかったのですが、

良くも悪くも切り抜かれた情報ということで、

著者の情報や全文が欲しい方はこちらから読んでいってください。

 

『やる気は行動の原因ではなく「結果」です。

だからやり始めない限り、やる気は出ません。やる気が出たから走るというのはダメで、まずその日走り始めることが大切なんです。そうすると走りながら「じゃあ、もっと走ろうかな」と思ったりする。これがモチベーションなんです。

これは学校の成績をおいても同じです。モチベーションを待っている人は、できない人。できる人ほどシステムに従います。時間が来たから始めるとか。

「やる気」という単語は、できない人によって創作された言い逃れのための方便です。』

 

一瞬で納得とまではいきませんでしたが、自分の経験に重ねることで、納得できた気がします。やる気があったらとか、モチベーションがあればとか、全部なくても出来ることではあるのです。自分が一番勉強できた時、それは一番モチベーションが高まっていた時期ではありませんでした。

自分より勉強できる人は、自分よりやる気がある人と同義ではありませんね。やる気は、何もないところから生えてきません。手を動かしてみてから出てくるものです。

では何故誤解するのでしょうか?私が考えるに、『さも変えやすいかのように私達は後ろを見つめる』からです。

その当時にやる気なんて存在しないですが、やらなかった理由は、やる気がなかったからということになります。逆に、やらなかった事実も、やる気を起こすきっかけになり得ます。『後悔も未来を変えうる力になります』からね。この部分について、自分のブログからいくらか引っ張ってきました。前回のブログはこちらからどうぞ(宣伝)。

 

つまりは、モチベーションやらやる気やらを唱えているうちはやらないんですよ。振り返ってみれば、「やる気がなかったから」となってしまうものに、人生を左右されたくはないですよね?「これがあれば頑張れる」とか、「これがないとやってられない」みたいなものは、「そんなこと考えなくても実行できる」の前段階です。

勉強でもなんでも、できる人は、ルーティン化してしまっていて、やる気に関わらず行動できます。自分を例としてあげることがあるなら、毎日登校とかでしょうか。毎日塾に来ている人は全員ではないですが、来ることを生活に組み込んでしまえば、体調以外の理由で休むことはなくなります。他にも、自分は授業に遅れない、しっかり参加するみたいなことを当たり前に行なっていました。逆に、できていない人に疑問を持つほどに日常的に行っています。

この論理の欠点をつくとすれば、「実行の極致は機械になる」ことでしょうか。私は、納得しましたが完全に賛成はしません。機械的に行うことで埋め尽くせば、機械と同然になってしまいます。それなら、機械の方が優れています。人工知能が仕事を奪うような時代に、これは如何なものかと。「人間だもの」でどこまで済まされるでしょうか。機械的に行動できる人間は多くはありません。でも、普通の人ができないようなことを平然とこなす人はいます。彼らは一体何故できるのでしょうか。

その答えは、「やる気」と「命令」の中間を考えれば見えてきます。

私の言葉で表現するなら、

「使命」

でしょうか。

周りに流されず、ただ自分の意志だけで行動できる状態…

その境界線は曖昧でしょうが、私は自分の中でしっかりと線引きができれば良いと考えています。使命を持っている人は、エネルギッシュですし、何より、目つきが違います。

ただ自分のことだけを考えるのはある種の傲慢ではありますが、受験生でも誰でも、他者を押し退けなければならないので、ある程度傲慢さがなければやっていけないでしょう。自分のことを一番に考えるなら、今何が必要か、わかるはずです。そしてその選択は、きっと後悔のないものになりますよ。

次回の登校は

渡辺大翔

担任助手です。

せっかくですのでこのブログに対して感想をいただきたいですね。

お楽しみに